こんにちは、タミです
今日はネイリスト検定直前企画として、合否を分ける下準備編です!
私は生徒さん達に
『ネイルは最初にやる工程ほど重要』とよく言っています!
こちらの記事を見てる皆さんは、
1級を受験される方がほとんどだと思います。
なんかうまくいかない…
何をやればいいか分からない…
そんな方の力になれれば嬉しいです!!
それでは大事なポイントいってみよー!
ハンドのチップの角度
ハンドに付けているチップの角度は
どの指も同じ方向を向いてますか?
横から確認してください。
↓こちらはNGパターンで、人差し指だけ上がってます。
ハンド受験って、歪みがないのが1番のメリットなので、
わざわざ自分で歪みを作る理由はないです。
1級は揃えることが重要なので、
必ず地爪にあたるチップも角度を揃えてください。
これがキレイに揃った状態です↓
ちなみに、以下の写真は私の見ている目線で撮っています。
ぜひ同じ角度で見て確認してみてください。
ファイリング
地爪にあたるチップの先端ファイリング!!
これが結構テキトーな人が多い。
ちゃんと考えて削っている?
何も考えずにやる工程になんの意味もない!!
(生徒さんは耳タコだよねw)
爪の裏側のライン(赤の線)はフォームの表面にあたる部分なので、
テキトーに削ると色んな角度で先端が削れるので、
結構な割合でフォームに隙間ができます。
ではどうやって削る??
爪の裏側のラインがキッチリ揃うように
ファイルは寝かせて、爪裏が一線で繋がるように削ります。
そもそもチップは歪みもほとんどないです。
一定に削れば大丈夫なんだけど、
ファイリングの仕方は人それぞれ癖があるので
自信がない人はちゃんと考えて削ってね。
この爪裏を削る仕込みはサロンワークでも同じです。
人の爪は歪みがあるので必ずやらないと
フォームとの隙間が空いてしまうので、絶対やります。
面倒くさい事をきちんとやらないとね!
チップの大きさを揃える
地爪にあたるチップは事前に
大きさと長さをなるべく揃えます。
ただ、ハンドの大きさもバラツキがあるので
大きさやサイズが揃わない物もあると思いますが
できるだけ近いところのサイズで合わせて、
長さは定規で測ってでも合わせます。
おうちでチップを仕込むので定規でちゃんと測ってね。
フォームの角度確認
フォームの仕込みですが、
ちゃんとカットして持って行く人は多いけど、
カットした断面が立ち上がっている人も多い!
こうみると結構立ち上がってるでしょ?
これ結構気にしてない人多くて、
立ち上がってると隙間があくんですよね。
この立ち上がりは絶対倒して持って行ってね。
そしてみんな迷子のフォームの角度!
↓これは人差し指が下がっているパターン
わかるかな?このフォームの下がり具合!
↓こちらは上がってるパターン
↓これは揃えたパターン
ここまで揃えないと、この上にのるミクスチュアの分
厚みが出るのでCカーブが揃わなくなります。
スカルプの土台にあたるフォームは確実に揃えないと、
この上にミクスチュアはを乗せても揃わないよね。
フォームの真っ直ぐを確認!
これは曲がってるように見えるんですが、真っ直ぐです。
指に対してセンターラインが真っ直ぐなっているかも確認してくださいね。
薬指をメインに解説していきますね。
フォームの形はストレスポイントから先端まで同じ幅にします。
筒をイメージしてね!
ついでにフォームの横幅(黄緑線)は爪の横幅(赤線)より細くし、
その爪幅とフォームの横幅の差(黄色)が厚みになると、作りやすいです。
爪の横幅より太くなると、
その分ピンチをしっかり入れないといけなくなります。
先端が先細になっていたり、ストレスポイント付近のフォームが
爪幅より太くなってないか確認しましょう!
フォームもここまでこだわれると、本番はとても作りやすいです。
まとめ
スカルプは引き算です。
作る形から逆算してフォームの角度も太さも変わってきます。
ということはその土台となる爪(チップ)も重要です。
世界チャンピオンを何度も何度もとっているなら、
こんな仕込みをせずとも作れるかもしれません。
まだまだうまく作れた経験も失敗の引き出しも少ない人は、
こうした細かい所を丁寧にやらないと上手く作れません。
逆に、できる人はこういう細かいところはちゃんとやっている。
細かいところをやらないから上手く出来ないと思ってください。
上手く作れる環境は自分で作るんですよ。
今週末、まだ数日あります!
やれることやって頑張ってくださいね!
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